M-1グランプリ優勝の裏側に隠れた真実
私は準決勝のトップバッターのカベポスターからリアルタイムで全部見ていた。
決勝に出たウエストランド、さや香、ロングコートダディの3組はどれも接戦だったと思うし過去のグランプリほどぶち抜けたコンビが居たわけではなかったと思うから、審査員も悩んでいたし難しかったと思う。
優勝したウエストランドの漫才は内容が毒舌というかほぼ悪口で「それってあなたの感想ですよね?」ってやつだけど正直分からなくもないぶった切りに笑ってしまった自分がいる。
私たちもみんな心のどこで多かれ少なかれ思ったことがあるからこそ笑えて、共犯と言われて図星を食らったはず。
優勝が決まって色々ネット上も物議を醸していたけどM-1グランプリという大会の中ではウエストランドが確かに優勝だったなと思う。
一夜明けて、ウエストランドの他の漫才もYouTubeでいくつか見てみた。
切れ味ほどM-1グランプリ程じゃないにしてもどのネタも悪口というか偏見の半ギレ、でもいくつか見ているうちに思ったのがただただ見下しバカにして居るのではなく、自分はそうなれない悔しさや自分の方がレベルの低い人間であると感じてしまう心を守る攻撃なんだなって気づいた。
嫌な奴には変わりはないんだけど笑、相手を悪く言ってこき下ろすことで自分の羨ましい気持ちをごまかし立ち位置を保とうと必死なんだなと思うととその毒舌も悪口も虚しく聞こえて逆に慰めたくもなる。
40歳くらいには自分の身の程を知って受け入れ悪口も出なくなり心が浄化されるか、いつまでも理想と現実とのギャップを受け入れられず苦しんで老害になっていくのか気になるところ。
でもあれはただのネタなのかそれとも本人の叫びなのか、本当の人生のオチはどうなるのか。
今回優勝したことで輝かしいお笑い界のひと握りの活躍するコンビになれると思っているかもしれないけど、視聴者のみんなはM-1グランプリは良かったけど今後このスタイルで行けるのだろうか?と心配な部分があるから物議を醸してるのかなと思ったり。
一瞬の悪口は笑えても、延々と悪口を言うスタイルだと使えないし卑屈な人間も見ていて気持ちのいいものでは無いからすぐ周囲や視聴者に引かれていくと思うし、今後M-1チャンスでテレビにたくさん出れるうちにどうチャンスを掴んでスタイルを持っていくのかが楽しみです。
あっ!これはまさに私は今、あの時ウエストランドが言っていた分析する嫌な視聴者ってやつですね笑
私はさや香の漫才が好きになったから今後応援していきたいな、2人ともイケメンで久々のイケメンコンビじゃないかな!
娘たちはロングコートダディのマラソンに爆笑してて私も面白くて何度も見ちゃったし、次女はヨネダ2000のペッタンコを習得しました笑
オズワルドは好きだし面白かったけど見慣れちゃった感、でも安定に面白かったしもう優勝取れなくても見ていきたい!
審査員で今回巨人師匠がいなくて、個人的には変わって良かったけど山田邦子さんも初めてのM-1グランプリ審査員で緊張してただろうしある意味山田邦子さんも本領発揮出来ていなかったんじゃないかなと、トップバッターのカベポスターはくじ運がなかったな〜と思うから残念だった。
上沼恵美子さんは私は好きだったからいなくなって残念、たまにズレてるなとかやり過ぎ言い過ぎだなと思ったりしたけど、いなくなって改めて凄い人だったなと気づいた。また審査員で出て欲しいな、
来年はさや香のお笑いライブにソロ活しに行きたいなと思いました。